マンションの植栽改修と剪定による自然樹形再生。
マンションの一角に雑木林を切り取ってきたような植栽をしました。ヤマザクラ、コナラ、コハウチワカエデ、ヤマツツジ。春の花と銀緑色の新芽、夏の葉姿、紅葉の彩りと、季節を通じて様々な表情を楽しめる木立を住人だけでなく、通りがかる人にも楽しんでもらえたらと思います。
花壇には照明のポールを隠すためにツバキ科の常緑樹イジュを植え、足下は花壇であるため乾燥に強い植物で草原の雰囲気にします。
既存樹木は工事に先行して10月に自然樹形を再生する剪定を施しています。高木のケヤキは太い枝の途中でぶつ切りにされ、そこから無数の徒長枝が出て、お化けのような姿になっており、ケヤキ以外はほとんどが刈り込みにされ圧迫感があり暗い印象になっていました。
高木から刈り込みのものまで、すべての木を自然樹形再生の剪定を施し、爽やかな雰囲気に変えていきます。
イモムシを主食とするシジュウカラを呼ぶために巣箱を設置しています。